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人間関係と脳について(組織150人の法則) [ビジネス]

 「人間関係」について考えようと思うが、まず初めに、私は「人間関係」について下記のようにセグメント化してみた。

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≪人間関係セグメント≫

【家族・親族】

【幼少~学生時代の恩師・友人】

【社会人になってからの知人・友人】

【上司・同僚・部下】

【取引先(顧客・業者)】

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 上記5つのセグメントは、私にとってのプライオリティ(優先順位)を上から順番に列挙しているが、例えば付き合いの薄い「親族」よりもプライオリティの高い「同僚」も存在している事は断わっておく。
 また、もうひとつ注釈すれば、「社会人になってからの知人・友人」については、私自身転職経験者なので、以前の会社での「上司・同僚・部下」や「取引先」だった人が組み込まれているケースも存在している。

 次に、上記5つのセグメントに何人埋め込めるか、これは即座に脳裏に浮かび、かつ恒常的に付き合いのある人(メールでの連絡や年賀状交換しあう関係を含む)を埋め込んでみた。ただし、決別して関係が無くなった人については除外してある。

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【家族・親族】27名

 父・母・弟(以下は数字「1」で表記)
 1111111111
 1111111111
 1111

【幼少~学生時代の恩師・友人】12名
 1111111111
 11

【社会人になってからの知人・友人】17名
 1111111111
 1111111

【上司・同僚・部下】47名
 11111111111111111111
 1111111111 111111111
 11111111

【取引先(顧客・業者)】5名
 11111

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 計算すると107名である。

 補記的に、各セグメントについて自己分析してみる。

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 圧倒的に社内関係者との人間関係が半数近くを占めている。取引先の数が少ないのは、社内での業務に特化している為であり、これが営業マンであれば、社内関係者以上の数になるだろう。

 「家族・親族」については両親の祖父母のように鬼籍に入ったりして、これくらいであり、大半は年賀状でのやり取り程度でしかない。

 学生時代までの友人知人は、在学中に知り合って知己である人はこの6倍、100名はいると思うが、恒常的に付き合っているのはこの程度だろう。

 社会人になってからの知人友人も、転職以前に在籍していた会社の同僚などの知己を含めれば100名は軽く超えるはずだし、取引先についても、元来営業マンだっただけに、数百人規模と名刺交換している。

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 さて、ではこれを拝読されている皆様、皆様の「人間関係」を上記のように分類してみて頂きたい。

 皆様の「数」はどれくらいになりましたか?

 

 ここからが「本題」である。

 

 昔、童謡で

『一年生になった~ら♪一年生になった~ら♪友達100人つくるんだ♪』

などとあったが、実際生きている中で、「人間関係」を維持できる人数は何人が適正なのだろうか?

 先に述べた私の現在の人間関係は約100名であったが、これを5年前、10年前について考えても、恐らく「恒常的」な人間関係を維持しているのは100名を超えないだろう。むしろ昔のほうが少なかったとも思える。

 過日、「ドラゴン桜」で有名な三田紀房さんの連載マンガ「エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝」にて、その答えを導くヒントが出ていた。

 『150人の法則』である。

 早速その内容を把握したくネット検索をしたところ、ライターの松村崇氏のブログがあった。

「松村崇ウェブサイト 組織150人の法則」
http://www.thinkpower.biz-web.jp/column2/20061121.html

 以下は松村氏のウェブサイトからの内容の抜粋と補足を含めて述べていきたい。

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 イギリスの人類学者ロビン・ダンバーは、「それぞれと安定した関係を維持できる個体数の認知的上限」は、人間にとって、平均約150人(100-230人)だと提唱ている。

それは、人間の脳処理の限界という事らしい。

 先に私が投げかけた「自分自身の人間関係の数」は、このダンバーの主張を検証してみたものである。なるほど、確かに恒常的にコミュニケーションを取れる人の数は、100人程度である。

 もうひとつ検証結果として、私の今の会社の直属の上司についても、このダンバーの主張に当てはまるのである。

 上司は、かつての田中角栄の如く「コンピュータ付きブルドーザー」よろしく、5桁同士の掛け算も即座に計算出来、迅速かつ適正な判断と行動をする非常に優秀な方で、私が心酔している人物である。

 ただ、最近それが鈍り始めているように思えてきた。

 その理由は、恐らく上司を取り巻くステークホルダー(利害関係者)が、かつての数倍に膨れ上がっているからだと私は思うのだ。

 上司が輝いて活動していた時は、そのマネージメント範囲は200人程度だったと思う。しかし、今や1000名以上を統括する立場にあり、しかも部門執行責任以外の業務も兼務している。従来そういう上席にいる場合は、部下のマネージャー(部長・課長など)に現場指揮を取らせるものだが、元来現場からの叩き上げでもあり、部下のマネージャー連中の無能さも手伝って、その職務にまで関与してしまっている。詰まるところ、全てを抱え込んでしまっている次第である。

 それだけにいくら優秀であるとは云え、ダンバーのロジックに当てはめた時、人間の脳処理の限界を逸脱しすぎている為に、最近の上司は判断が鈍っているのかも知れない。蛇足だが、そのしわ寄せが補佐する立場にある私に降りかかっている。

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今や「境界線」無きインターネットの時代である。

これまでの常識では考えられなかったような「ネット友達」なども、リアル(現実)以外とは別に「人間関係」に組み込まれ、人間の脳処理の限界を上回る時代になってきた。

旧式スペックのパソコンに、セキュリティソフトやらを大量にインストールし、セキュリティ保護する為にパソコンの処理速度が格段に落ちてしまうという現象がある。パソコンなら、新式の高スペックマシンを買えば済む事であるが、人間はそういう訳にはいかない。

近年、特にインターネットが急速に普及した頃より、理不尽な殺人事件が多く耳に入るようになったが、その犯罪者の多くは「人間関係」「社会関係」を理由に自分自身と何の「人間関係」の無い人を殺したりしている。

「リアル」と「バーチャル」の「境界線」が朧げとなりつつある現代の「人間関係」、先に紹介した松村崇氏のウェブに記されている文章を転載する事で本論を締めくくりたい。

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≪小集団のなかで形式ばらない顔の見える人間関係が効果的に機能するためには、150人を超えたら分割し、常に150人より小さい組織を維持することが大切なようだ。会社組織のみならず、特に教育現場においても、1学年の人数が150人を超えてしまうと、生徒同士はギクシャクしはじめ、まとまりがつかなくなり、分派行動や問題が増加するともいえる。

 さらに検証が必要だと思うが、組織150人の法則、人間の脳の認知能力、情報処理能力と関係がありそうだ。≫

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マンション淘汰時代 [ビジネス]

 

今日は、数日前より体調崩し、風邪の兆候を感じていたが、昨日より鼻水と咳が酷く、完全に風邪をひいてしまった。

幸いにも3連休前であった事が奏功し、業務への影響は軽微であったのは不幸中の幸いである。今日一日中、風邪薬を頓服して療養に専念した甲斐もあり、熱も下がり快方に向かっているが、明日明後日と、企画書作成を済ませたい事もあり、何とか完治したいものである。

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不動産デベロッパーの「ダイナシティ」が民事再生法を適用して倒産した。「アーバンコーポレーション」等、新興の大手デベロッパーがあいついて倒産し、今年だけでも上場不動産会社は今回で12社目である。

サブプライム問題の余波が日本においても如実に実態経済に影響を及ぼしている象徴とも言える。



「ランドコム」「エルクリエイト」など、一時期の空前のマンション販売ブームの時には飛ぶ鳥落とす勢いだった新興デベロッパーが倒産する背景を端的に分析すると下記のようになる。



①【マンションデベロッパー】←(資金調達)←【株式市場】


本来は市場より資金調達を行い、マンションを施工し、それを個人へ売買する。しかし、これら新興デベロッパーは上記プロセス以上に下記プロセスで多額の資金調達を行ってきた。


②【新興デベロッパー】←(資金調達)←【外国人投資家】


「外国人投資家」というのは、いわゆる「投資ファンド」と呼ばれる資産運用会社である。「村上ファンド」みたいな存在である。更にはそうした経緯で調達した資金で施工したマンションを、更に「投資ファンド」に転売し、今までみたいにテレアポで「マンション買いませんか?」などとリテール活動をする人件費コストも無かった。


私の自宅購入の時期、世間は空前のマンションブームであったが、どうもその風潮が、かつての「バブル」を彷彿とさせる様相でもあった。


では、何故そうした「我が世の春」を謳歌してきたデベロッパーが短期間で相次いで倒産しているのか?


姉歯建築士によるマンション耐震偽装問題も少なからず悪影響を及ぼしたが、何よりもサブプライム問題に端を発している。


例えば

【新興デベロッパー】←(10億円貸付)←【不動産ファンド】

≪完成マンション≫ →(12億円売却)→【不動産ファンド】
 ※借入金+利息返済で1億円の利鞘を得る

『一般購入者・企業』←(14億円売却)←【不動産ファンド】
 ※諸経費除いても1億円の儲け

こうした構図であり、事実上の外国資本による「日本買い」の一翼を担っていた「売国奴」であると私は考える。

しかし、折からのサブプライムショックを受け、外国人投資家は大打撃を受け、もはや「日本買い」に手が回らなくなり、ファンドも資金調達が困難となってしまった。

ファンドからの資金調達を拠り所としていた新興デベロッパーは調達ルートを失い、運転資金も枯渇し、調子に乗ってつくりまくったマンションの施工費を支払うキャッシュもなく、決算において資金ショートによって業績が好調でも「黒字倒産」をしてしまうのである。


もとより、外国人投資家は、今後日本からの資金回収&撤退する事で本国での事業の再構築を迫られ、とりわけ外国人投資家の授権資本の高い企業は非常に危険である。


但し、日本政府は減税政策として、ローン減税を継続する方針を固めたし、日銀も利下げを公表し、借り入れる側としては「買い時」の時期かもしれない。



東証1部の時価総額が10月に69兆円減少したという中、実態経済には影響が見受けられなかったが、この状況を楽観視する事は看過できない。

芥川龍之介の遺書にある「ぼんやりとした不安」という言葉ではないが、その朧げさは今、まさに鮮明になりつつある。

10月は【神無月】、即ち神様のいない月であったので、こうした未曾有の金融危機が引き起こり、今月11月は【霜月】、すなわち神様がいないせいで荒廃した中に霜が積もって対策が練る事が困難にならない事を切に願いたい。


【三笠フーズ事件】 日清医療食品とは? [ビジネス]

【<事故米食用転売>メタミドホス検出、大阪などで相次ぐ】

 三笠フーズの汚染米転売問題で、大阪府は14日、府内の病院に販売された中国産餅米から、基準値の2倍に当たる0・02ppmの有機リン系殺虫剤メタミドホスを検出したと発表した。この餅米は、給食会社「日清医療食品」(東京都)から納入されたもので、このほか府内43施設に流れている。  また、和歌山市保健所も同日、同市内の米穀店にあった餅米から0・02ppmのメタミドホスを検出したと発表した。米穀店は2~6月、大阪府の卸業者から計2250キロを仕入れたという。

(毎日新聞 2008年9月15日(月)13:00)

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日清医療食品株式会社(http://www.nifs.co.jp/)は、東京都千代田区に本社を置く。病院、医療施設および福祉施設などに対し、食事サービスを行う企業である。病院・福祉施設への食事サービス業界において、マーケットシェア30.7%(2005年度)。2位(8.7%)以下を引き離し首位を独走。これは、日本の飲食業界全体の売上高としても第4位に入る。2006年3月期の売上高 (個別)は1,563億円、経常利益は159億円。

日清製粉グループ本社、日清食品、日清オイリオグループとは無関係。

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とにかく、「安かろう まずかろう」な給食を提供する会社で、一般に 『入院時の病院食はマズい』 というのは、この会社が病院の殆どの給食業務を受託しているからに他ならない。 そもそも、昔は政府と癒着し、病院食は日清医療食品ともう一社のみしか独占販売できなかったという経緯もある。

(ソース:http://www.jftc.go.jp/info/nenpou/h08/02020002.html

 今回の事件で、さも「三笠フーズに騙されて買った」なるコメントをしているが、疑わしい。 特に「もち米」は、おはぎや赤飯などに加工する為、かびや農薬があっても匂いでは分からない為、ひょっとしたら「確信犯」かも、という憶測さえある。 病人や高齢者など、免疫力の弱い人たちに、いくらコストがあるとはいえ、こういう行為を行うのは許せない。そこまでして業界一位の座に固執するのか!?

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農林水産省が、三笠フーズの事故米の流通ルートを公開しました。

 ≪事故米穀の不正規流通に関する調査結果の中間報告について(pdf)≫ http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/syoryu/pdf/080916-01.pdf

【日清医療食品が事故米を使用した施設】

特別養護老人ホーム 水茎の里
八幡青樹会病院
琵琶湖養育院病院
介護老人保健施設 サンビューしが
老人保健施設 草津ケアセンター
医療法人よつば会ケアタウン南草津
ケアハウス ピスガこうせい
介護老人福祉施設 もみじ
特養 近江第二ふるさと園
地域包括ケアセンターいぶき
笠取ふれあい福祉センター
特別養護老人ホーム 亀岡園
医療法人財団浜田会 浜田病院
医療法人親友会 島原病院
医療法人社団行陵会京都大原記念病院
ケアハウス やまびこ
介護老人保健施設おおはら雅の郷
洛和ヴィラ大山崎
社会福祉法人 京都ライトハウス
ライフピア八瀬大原1番館
特別養護老人ホーム 長楽園
特別養護老人ホーム 亀岡園
洛和ヴィライリオス
社会福祉法人 行風会 介護老人福祉施設 大原ホーム
医療法人社団 行陵会 介護老人保健施設 博寿苑
社会福祉法人城陽福祉会 ひだまり久世
あそかビハーラクリニック
社会福祉法人京都南山城会 山城ぬくもりの里
社会福祉法人 弥勒会 井手町デイサービスセンター
社会福祉法人 弥勒会 井手町高齢者総合福祉センターいでの里
ケアハウスいでの里
特別養護老人ホーム いでの里
渡辺病院
介護老人保健施設さくら苑
社会福祉法人大樹会 やすらぎ苑
社会福祉法人 大樹会舞鶴市南デイサービスセンター
特別養護老人ホーム 伏尾荘
社会福祉法人大協会 ハートフル神田
特別養護老人ホーム オズ
医療法人仙寿会西田病院
医療法人育生会奥村病院
財団法人北大阪警察病院
医療法人恒昭会藍野病院
医療法人恒昭会藍野花園病院
医療法人浩治会 大今里ケアホーム
株式会社互恵会 大阪回生病院
医療法人山紀会山本第三病院
財団法人中山報恩会カルチェ住吉川
中山製鋼所附属病院
金城外科脳神経外科
大阪府立急性期・総合医療センター内 外来・職員食堂
東住吉森本リハビリテーション病院
社会福祉法人 森の宮福祉会ハミングベル中道
多根第二病院
山本第一病院
老人保健施設ユーアイ
成仁会病院
医療法人 きつこう会 多根老人保健施設 てんぽーざん
医療法人 河崎病院
特養 大阪好意の庭
特養 第二好意の庭
特養ナーシングホーム智鳥
特養 美野の里
社会福祉法人マーヤ マーヤの家
社会福祉法人稲穂会 やすらぎの園
社会福祉法人稲穂会 やすらぎの園津久野
特別養護老人ホーム 槙塚荘
社会福祉法人 上神谷福祉会 ケアハウス逆瀬川
特別養護老人ホーム あすーる吹田
特別養護老人ホーム 青藍荘:
社会福祉法人 豊中あいわ苑
社会福祉法人豊中愛和会 ケアハウス花みずき
老人保健施設 ハーモニィー
老人保健施設 ベルフラワー
社会福祉法人サンタマリア会 特別養護老人ホーム 恵の里
介護老人保険施設 老健ふじさか
社会福祉法人大潤 特養御殿山カーム
香里ヶ丘有恵会病院
特別養護老人ホーム第2ひかり
特別養護老人ホームひかり
社会福祉法人 聖徳会まつばら駅前おおぞら保育園
清順堂 ためなが温泉病院
特別養護老人ホーム ホーム太子堂
医療法人厚生医学会 厚生会第一病院
養護老人ホーム高岡園
西江井島ディサービスセンター
重度身体障害者授産施設恵生園
養護老人ホーム和風園
株式会社ナーブNARVサザンクロス
介護老人保健施設 シルバーランド
特別養護老人ホーム 万亀園
社会福祉法人鶴林園 特別養護老人ホーム
社会福祉法人鶴林園 デイ・センター
エリーネス須磨
白鷺サナトリューム
老人保健施設いきいきの郷
特別養護老人ホーム 萬寿園
介護老人保健施設 風と緑
社会福祉法人 神戸自興会ケアハウスかんで
医療法人社団倫生会 みどり病院
知的障害者更正施設 ひふみ園
特定医療法人慈恵会 新須磨リハビリテーション病院
医療法人社団一葉会 佐用共立病院
社会福祉法人徳宗会福祉 香照苑
浜坂町介護老人保健施設ささゆり
公立浜坂病院
南あわじ市養護老人ホーム さくら苑
公立八鹿病院老人保健施設
近畿大学医学部奈良病院
介護老人保健施設 オークピア鹿芝
介護老人保健施設 ケアステージみみなし
介護老人保健施設奈良ベテルホーム
綜合施設 美吉野園
大淀授産所
老人福祉施設さくら苑
介護老人保健施設 ルピナス
医療法人浜之宮病院
医療法人福慈会 福外科病院

     

パイロット 2009年 ダイヤリー  パーソナル4 (2年ダイアリー) 

アレルギー対応給食 

給食経営管理実習3訂 

管理栄養士がすすめる介護食七変化メニュー500 

高齢者福祉施設の給食経営管理(2(献立編))


コンビニエンスストアについて [ビジネス]


【ローソン・ファミマ、am/pm買収検討 レックス側から打診】


 コンビニエンスストア2位のローソンや、同3位のファミリーマートが同7位のエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)を買収する検討に入った。両社の幹部が10日、am/pmの親会社であるレックス・ホールディングス側から売却の打診を受けていることを明らかにした。月内をめどにam/pmの資産査定などを経て、2社は買収に乗り出すかどうかを正式に決める。


 関係者によると、焼き肉店チェーンの「牛角」を展開するレックス・ホールディングスは、傘下のam/pmの売却先を入札方式で決める方針。


(Nikkei-net 2008/9/10 16:00)


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しかしながら、レックス側は、


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【コンビニam/pmの売却は「誤報」 レックスHDがコメント】


焼肉店チェーンの「牛角」などを展開するレックス・ホールディングス(HD)は、2008年9月10日付の日本経済新聞が1面で報じた、傘下のコンビニエンスストア「am/pm」の売却についてコメントを発表、「まったくの誤報」と否定した。


コメントは、「本日の一部報道におきまして、『当社が事業会社である株式会社エーエム・ピーエムジャパンを売却する方針を固めた』旨の報道がなされましたが、売却する方針を固めたという事実は一切ありません」としている。レックスHDはJ-CASTニュースの電話取材に対して「検討もしてない」と言っている。


レックスHDは傘下に「牛角」や「am/pm」、スーパーマーケットの「成城石井」を展開している。コンビニ店舗は都市部などで飽和状態といわれるなかで、「am/pm」は都市型を志向していることもあって、コンビニ他社にとっては「am/pm」を取り込むことで店舗網が拡充できるメリットが見込めることがある。


[ (J-CAST) 2008年9月10日14時4分 ]


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2001年のサークルKサンクス統合以来の大型コンビニ再編を思わせるこの報道を受けて、普段利用するコンビニについて、まとめてみました。

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圧倒的に「セブンイレブン」の規模は大きいですが、コンビニ業界の市場規模が8兆円に迫る中、実に上位4社で75%のシェアを握っている寡占業界とも言えます。

上位各社は、それぞれ独自の決済機能も有し、そうした激戦をポイントサービスなどで「囲い込み」をかけています。


私事ですが、喫煙者で、タバコを買う時はもっぱらコンビニで購入するのは、例えば「サンクス」で「楽天カード」で決済すれば、3ポイント楽天ポイントがたまる、という理由からです。

ローソンやファミマなどが独自のカードでのみ利用できますが、メインカードが楽天カードの私は近所という事もあり、サンクスで買いがちになってしまいます。


最近は、各コンビニで「Suica」で決済できるところも増えてきました。Pasmoの普及も手伝って、今後のコンビニ業界はこうした金融決済とプラスワンの付加価値の提供が生き残りのツールになっていくのではないでしょうか?




【用語】三笠フーズの「事故米」とは? [ビジネス]

 

【三笠フーズ事件における「事故米」「工業米」とは?】

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 カビや国内では認められない農薬が検出され食用には使われない「事故米穀」を食用に不正転売していた三笠フーズ事件で云われている「事故米穀」「工業米」とは?  「事故米穀」は農林水産省が買い上げた米の中から認定し、工業用糊(のり)や接着剤などの材料として業者に入札で販売する。年間平均約2000トン程度が販売されている。  1キロ10円台で、1キロ1000円以上のブランド米よりは大幅に安いが、加工食品の材料となる安価な米と比べても5分の1の安さ。

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 農水省によると、三笠フーズは政府から平成15~20年度に、「事故米穀」とされた精米や玄米計1779トンを、工業用の糊(のり)用として購入。そのうち、基準値の5倍に当たる0・05ppmのメタミドホスが検出された中国産もち精米295トンをせんべいなど米菓や和菓子の材料として、福岡県の仲介業者3社に転売した疑いがある。  また、カビの一種である発がん性物質アフラトキシンB1が検出されたベトナム産うるち精米など約4トンを焼酎の材料などとして、九州の酒造業者など数社に販売した疑いも浮上しているという。

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【関連書籍】 「食品業界はなぜ平気で嘘をつくのか

 

著者: 垣田達哉

出版社: 日本文芸社

サイズ: 単行本

ページ数: 244p

発行年月: 2008年02月



【書評】 三枝匡 三部作 [ビジネス]


三枝匡氏は、経営再建のプロフェッショナルとも言える人物で、経営コンサルタントの草分け的な存在です。


【三枝匡氏 略歴】 http://www.misumi.co.jp/company/management/ceo.html


数多くの不振企業の立て直しを行ってきた中、現在は「ミスミ」の社長として、優良企業においてもその経営手腕を如何なく発揮されています。 その三枝氏の著書は、現存する経営コンサルタント会社だけでなく、多くの企業の経営者や、経営に関わるミドルに至るまで愛読されているという事です。 内容は、小説風に仕立てられて非常に読みやすく、しかし、経営についてのエッセンスが凝縮されており、まさに「経営のバイブル」とも言えます。


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戦略プロフェッショナル


大企業に籍を置く若手社員が、提携先の中小企業で経営参謀として営業を中心とした戦略を進めていくストーリーです。 営業戦略におけるロジックとプロセスを中心としたストーリーで、営業ミドルにはお勧めしたい良書です。


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経営パワーの危機


大企業と業務提携したベンチャー企業が、経営悪化により倒産しかかった中、大企業より派遣された若き新社長を中心に、「創って作って売る」という理念を基本として会社再建に取り組んでいくストーリーです。 「開発」「製造」「営業」「経理」などについて、経営者はどういう視点で考えて判断していかなければいけないのか、そうした要素が詰まったストーリー展開です。


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V字回復の経営


斜陽の大企業において、その足枷となっている事業部の再建に取り組むストーリーです。 事業部とは言え、年商400億円規模の大組織で、大企業独特の官僚組織と危機感を感じない社員たちの中で、主人公が眠れる志士を見出し、事業清算の危機からまさにV字で収益を改善していきます。 前書「経営パワーの危機」を、更に巨大組織に対しての取り組み方で綴った「三枝三部作」の最高峰の良書であります。


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私自身、現在年商60億円規模の事業部の経営再建に取り組む上司の直下で働いていて、自身の仕事において、三枝氏の著書に書かれている「ポイント」の多くが、上司である部門長の行動施策に共通する点が多く、「経営」という視点で物事を見据える事が出来、云わば仕事をする上での「参考書」として三枝三部作は繰り返し愛読しております。



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