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global-standardの限界 [ブログ]

Global-Standardという言葉が、ある時期世間に蔓延していたが、最近はあまり聞かなくなってきた。

ちょうど5年前くらいに企業の会計基準について、従来の日本的会計基準から米国のそれに判した国際会計基準の導入あたりがピークだったように思う。

Global-Standardとは和訳すれば「世界標準」である。

基準の統一化は、一見すればあらゆる障壁を超えて、全てが普遍化され、これまでのde-facto-standardによる不便さが解消される考えだと思っていた。

de-facto-standardの例を挙げれば、VHSとベータのビデオソフト規格とか、テレビゲーム機などが身近な例としてイメージできる。

ただ、それはモノに対しては歓迎すべき事ではあったが、東西冷戦の終結により、「西」と「東」の垣根が無くなった世界で、アメリカによる「思想」の統一化に至り、その「押しつけ」に対して潜在していた反米感情が加速する要因にもなったと考える。

即ち、global-standardとは「アメリカ基準」であり、アメリカの利己により世界は動く、という「思想」である。

9-11テロ事件は、そうした反米感情の頂点から引き起こされたと考えるのは、アメリカ基準により、石油権益を掌中に収めようとしてイスラムと対立する結果だと思えるのだ。

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アメリカがglobal-standardにより成功したのは、その歴史にある。

多民族国家としてのアメリカには、私たち日本人のような長い年月をかけて醸成されてきた「郷土」意識は無い。異なる宗教を信じ、異なる国より移民してきた彼らを纏めるには、宗教・民族を超越した「基準」が必要であった。それが、アメリカ合衆国という国家に対する忠誠心の原動力ともなり、私たち日本人を含む、東洋民族には真似の出来ない「思想」なのであろう。

戦前の日本にも「愛国心」なるものがあったが、それは国家に対する忠誠心と云うより、戦時下において洗脳された天皇への忠誠心を軸とした「まやかし」であったと考える。

ヨーロッパ諸国も、アメリカのように国家への忠誠心が強い国は無いと思う。イギリスも王室への忠誠心が前に出ているし、その国の独裁的権力を持つ国家元首への忠誠心、ドイツに代表されるような、民族に対する誇り、旧ソ連のように「イデオロギー」に対する忠誠心などが良い例だろう。唯一アメリカ的国家思想を有するのは、革命により永き伝統を持った王室を革命により打倒して成立したフランスくらいだろうか。

中東諸国においては、イスラム教を絶対とする原理主義に基づき、1,400年間不変の宗教が支配している。

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私たちが、「明日から英語が母国語となる」と言われても、正直素直に受け入れる事が出来るだろうか?生活全てをアメリカナイズしろと言われて、それを素直に容認できるだろうか?

極論から云えば、反米の集団には、アメリカによるglobal-standardが、露骨にそう思えたのかも知れない。

アメリカこそ正義、アメリカ流こそ本流、そうした中、アメリカを端に金融パニックが発生し、世界規模での大不況に陥ったのは、世界がglobal-standardされていた結果ではなかろうか?アメリカに依存していた国ほど、その影響は深刻であり、それは私たち日本人が一番痛感している筈である。

アメリカは、その痛手の中、オバマ政権が発足し、「Change」を標榜した。21世紀の世界は、もはや一国が覇権を求めるのではなく、global-standardという型に嵌める「思想」から、global-harmony、即ち「世界との調和」を目指していくように「Change」すべきではなかろうかと思う。


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予定調和 [ブログ]

 

 

最近、「予定調和」という言葉が私の頭にこびりついている。 「予定調和」とは、宇宙は互いに独立したモナド(不可分の単純実体で、非物質的本性を有し、表象と欲求とからなる)からなり、宇宙が統一的な秩序状態にあるのは、神によってモナド間に調和関係が生じるようにあらかじめ定められているからであるという学説である。 簡単に云えば、「決められた筋書きにより、結論は決まっている」事と意訳できる。 つまりは、人間の人生など、既に「予定調和」により、その経過と結末が決まっており、仮に運命を切り開いた、人生の奈落に落ちたとしても、それは予め決まっている事なのだという説である。 私は、この36年間の人生で、自分の尺度で考えるものの、幾度となく修羅場を経験し、栄光と挫折を経験し、平凡ながらも安寧な現在に至っている。今の自分があるのは、時には常軌を逸し、そして軌道修正してきた過去の様々な経験による積み重ねの結果であると思っている。 時として、その転換期が、人智を超えた何かによって誘われた事もあったようにも思えるが、全ては自分の意志によって選択してきた。 もし、「予定調和」が存在するのであれば、私の不真面目で堕落したあの時も、自らの努力で勝ちえたあの時も、成り行きで過ぎたあの時も、全ては私が生まれてきた時より運命づけられてきた「過程」で、当然の帰結である事になる。 だからこそ、私は、この「予定調和」という、人間に夢も希望も与えない不条理に対して否定をしたいのだ。 「運命」を変えるのは、決して決められたレール上の話ではなく、時として「運命」という名の列車から飛び降りる事で、「想定外」の、神の意志を凌駕する「人間」の力強い意志により、成立するのだと思う。 だって、つまらないじゃないか?予め決められた僕の一生なんて・・・。 何かをして、その結果が、自分の努力や苦労によるものではなく、それが「運命」だったなんて・・・。 だから、私は、常に「予定調和」に逆らうような人生を歩んできている。人間の一生を眼に見えない「神様」「運命」に翻弄されてたまるものか、と。 ------------------------------------------------------- 転職活動で、人材紹介会社のアデコより、とある仕事を紹介されました。 福岡に本社があり、従業員40名程度で設立10年目の小さい会社ですが、東京への進出を計画しており、立ちあげのスタッフを募集していると。 求める人材は、『自ら企画し、戦略を立て、行動できる』営業企画経験者で、無形物の企画・提案経験者、新規事業開発経験者を優遇としています。 まだ東京に事務所も無く、そこから2~3年後には福岡本社と同数の社員規模にまて拡大するという事で、通常の求人サイトでは募集はかけられず、人材紹介会社に依頼したという事らしく、多くの登録者の中からアデコは私を推薦してくれるそうです。 正直、悩みましたが、今の環境で天井こそ見えて、底の見えない仕事をしているより、ゼロから生み出す苦しみと、それを達成した時の喜びを感じられる仕事なら、迷わず後者を選びたいと思います。 (もっとも、アデコより「推薦」してくれるだけで、相手先のお眼鏡に叶うかどうかはわかりませんが。。。) ベンチャーなので、倒産リスクも高いですけど、ダメなら別の選択肢を見つければいい、そんな思いもあり、面接を受ける事にしました。 運命は、己の強い意志でどのようにも切り開いていく事が出来る、僕はそう信じて生きてきました。だから『予定調和』などという諦観に屈せず、自分の人生は誰が決めたものではなく、自分の意志、即ち自己責任で進んでいくべきだと僕は考えます。 運勢暦では、一歩後退して積極的なアクションを起こすべきではない、などとありましたが、今年、年男の今年こそ、次の人生に向けてのアクションを起こす最後のチャンスだと考え、「運命」があるなら、そいつに贖ってでも進んでいこいと思います。


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人間関係と脳について(組織150人の法則) [ビジネス]

 「人間関係」について考えようと思うが、まず初めに、私は「人間関係」について下記のようにセグメント化してみた。

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≪人間関係セグメント≫

【家族・親族】

【幼少~学生時代の恩師・友人】

【社会人になってからの知人・友人】

【上司・同僚・部下】

【取引先(顧客・業者)】

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 上記5つのセグメントは、私にとってのプライオリティ(優先順位)を上から順番に列挙しているが、例えば付き合いの薄い「親族」よりもプライオリティの高い「同僚」も存在している事は断わっておく。
 また、もうひとつ注釈すれば、「社会人になってからの知人・友人」については、私自身転職経験者なので、以前の会社での「上司・同僚・部下」や「取引先」だった人が組み込まれているケースも存在している。

 次に、上記5つのセグメントに何人埋め込めるか、これは即座に脳裏に浮かび、かつ恒常的に付き合いのある人(メールでの連絡や年賀状交換しあう関係を含む)を埋め込んでみた。ただし、決別して関係が無くなった人については除外してある。

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【家族・親族】27名

 父・母・弟(以下は数字「1」で表記)
 1111111111
 1111111111
 1111

【幼少~学生時代の恩師・友人】12名
 1111111111
 11

【社会人になってからの知人・友人】17名
 1111111111
 1111111

【上司・同僚・部下】47名
 11111111111111111111
 1111111111 111111111
 11111111

【取引先(顧客・業者)】5名
 11111

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 計算すると107名である。

 補記的に、各セグメントについて自己分析してみる。

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 圧倒的に社内関係者との人間関係が半数近くを占めている。取引先の数が少ないのは、社内での業務に特化している為であり、これが営業マンであれば、社内関係者以上の数になるだろう。

 「家族・親族」については両親の祖父母のように鬼籍に入ったりして、これくらいであり、大半は年賀状でのやり取り程度でしかない。

 学生時代までの友人知人は、在学中に知り合って知己である人はこの6倍、100名はいると思うが、恒常的に付き合っているのはこの程度だろう。

 社会人になってからの知人友人も、転職以前に在籍していた会社の同僚などの知己を含めれば100名は軽く超えるはずだし、取引先についても、元来営業マンだっただけに、数百人規模と名刺交換している。

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 さて、ではこれを拝読されている皆様、皆様の「人間関係」を上記のように分類してみて頂きたい。

 皆様の「数」はどれくらいになりましたか?

 

 ここからが「本題」である。

 

 昔、童謡で

『一年生になった~ら♪一年生になった~ら♪友達100人つくるんだ♪』

などとあったが、実際生きている中で、「人間関係」を維持できる人数は何人が適正なのだろうか?

 先に述べた私の現在の人間関係は約100名であったが、これを5年前、10年前について考えても、恐らく「恒常的」な人間関係を維持しているのは100名を超えないだろう。むしろ昔のほうが少なかったとも思える。

 過日、「ドラゴン桜」で有名な三田紀房さんの連載マンガ「エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝」にて、その答えを導くヒントが出ていた。

 『150人の法則』である。

 早速その内容を把握したくネット検索をしたところ、ライターの松村崇氏のブログがあった。

「松村崇ウェブサイト 組織150人の法則」
http://www.thinkpower.biz-web.jp/column2/20061121.html

 以下は松村氏のウェブサイトからの内容の抜粋と補足を含めて述べていきたい。

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 イギリスの人類学者ロビン・ダンバーは、「それぞれと安定した関係を維持できる個体数の認知的上限」は、人間にとって、平均約150人(100-230人)だと提唱ている。

それは、人間の脳処理の限界という事らしい。

 先に私が投げかけた「自分自身の人間関係の数」は、このダンバーの主張を検証してみたものである。なるほど、確かに恒常的にコミュニケーションを取れる人の数は、100人程度である。

 もうひとつ検証結果として、私の今の会社の直属の上司についても、このダンバーの主張に当てはまるのである。

 上司は、かつての田中角栄の如く「コンピュータ付きブルドーザー」よろしく、5桁同士の掛け算も即座に計算出来、迅速かつ適正な判断と行動をする非常に優秀な方で、私が心酔している人物である。

 ただ、最近それが鈍り始めているように思えてきた。

 その理由は、恐らく上司を取り巻くステークホルダー(利害関係者)が、かつての数倍に膨れ上がっているからだと私は思うのだ。

 上司が輝いて活動していた時は、そのマネージメント範囲は200人程度だったと思う。しかし、今や1000名以上を統括する立場にあり、しかも部門執行責任以外の業務も兼務している。従来そういう上席にいる場合は、部下のマネージャー(部長・課長など)に現場指揮を取らせるものだが、元来現場からの叩き上げでもあり、部下のマネージャー連中の無能さも手伝って、その職務にまで関与してしまっている。詰まるところ、全てを抱え込んでしまっている次第である。

 それだけにいくら優秀であるとは云え、ダンバーのロジックに当てはめた時、人間の脳処理の限界を逸脱しすぎている為に、最近の上司は判断が鈍っているのかも知れない。蛇足だが、そのしわ寄せが補佐する立場にある私に降りかかっている。

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今や「境界線」無きインターネットの時代である。

これまでの常識では考えられなかったような「ネット友達」なども、リアル(現実)以外とは別に「人間関係」に組み込まれ、人間の脳処理の限界を上回る時代になってきた。

旧式スペックのパソコンに、セキュリティソフトやらを大量にインストールし、セキュリティ保護する為にパソコンの処理速度が格段に落ちてしまうという現象がある。パソコンなら、新式の高スペックマシンを買えば済む事であるが、人間はそういう訳にはいかない。

近年、特にインターネットが急速に普及した頃より、理不尽な殺人事件が多く耳に入るようになったが、その犯罪者の多くは「人間関係」「社会関係」を理由に自分自身と何の「人間関係」の無い人を殺したりしている。

「リアル」と「バーチャル」の「境界線」が朧げとなりつつある現代の「人間関係」、先に紹介した松村崇氏のウェブに記されている文章を転載する事で本論を締めくくりたい。

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≪小集団のなかで形式ばらない顔の見える人間関係が効果的に機能するためには、150人を超えたら分割し、常に150人より小さい組織を維持することが大切なようだ。会社組織のみならず、特に教育現場においても、1学年の人数が150人を超えてしまうと、生徒同士はギクシャクしはじめ、まとまりがつかなくなり、分派行動や問題が増加するともいえる。

 さらに検証が必要だと思うが、組織150人の法則、人間の脳の認知能力、情報処理能力と関係がありそうだ。≫

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「Blogが個人レベルで浸透しない理由」 [ブログ]

新年あけましておめでとうございます。

新年早々こういう事を書くのは興ざめですが、表題の件、個人が普通に日記感覚でBlogを楽しめない理由について、私自身の感想を申しあげます。

日記へのコメントやトラックバックなどに、セックスやエロに関連する狂った書き込みを平然と行っている連中の存在が大きな理由だと思います。

彼らの精神構造や人格については、述べるだけ無駄だとおもいますが、不愉快極まりません。

私自身、自分の考えや旅行先での体験談などを広く知ってもらいたい気持ちから始めましたが、そんな気も無視した連中が横行されると、自然とBlogに書き込む事が億劫となってしまいます。

恐らく、この日記の内容も見ずに、そうした連中は書き込んで来るでしょう。

こうした中、SNSが主流になっているのは自然の理かも知れません。

情けない話です。今回はそうした状況を愚痴りたくて日記を書きました。


田母神空幕長の論文を読んで [ブログ]

昨日、航空自衛隊の制服族トップの田母神俊雄航空幕僚長による論文、 「日本は侵略国家であったのか」を読んだ。

当初、ネットニュースでその存在を知り、現役自衛官トップが「日本は侵略行為をしていない」などと論文を書き綴った」なる表現で大東亜戦争を肯定する旨を主張した、とあり、興味を持って読んだ次第である。

【論文(pdfデータ)】
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf

読んでみて・・・正直稚拙な高校生レベルの内容で失望した。
私見を述べれば、「論文」とは程遠い、幾多の書物を引用しまくりの「高校生の読書感想文」程度の内容であったし、学術的見解に基づくような参考文献でもないし、何故にアパグループは、こんな内容の論文を最優秀作品として選出したのか理解に苦しむ。


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私自身、大東亜戦争を含めた「15年戦争」、即ち満州事変から終戦までの戦争は、「正義」とは言いきらないまでも、決して「犯罪」であるとは思わない。

そもそも、戦争に「正義」も「悪」も存在し得ないのだと思う。

ただ、云えるのは「勝者が歴史をつくる」のであり、何故、日本が「侵略」をせざるを得なかったという国家的事由は勘案されていないまま、戦後63年が過ぎてしまい、誰として大東亜戦争の「意義」の統一見解を有していないのが実情である。

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「戦争」には、いくつかの種類があると考える。

1・他国よりの国家的侵害を被り、「自存自衛」を全うする為の対抗策として宣戦する。
2・窮乏する国家情勢を打破すべく、領土拡張により生命線を確保する為に宣戦する。
3・民族的、宗教的イデオロギーの相違による感情的否定により、対局する勢力を殲滅する為に行う戦争。
4・独裁的国主が自己の栄達の為に他国の財産を奪う為に行う戦争。


「4」については、中世においては「暴君」と言われる国王などが行っている事例もあまた存在する。私の知る限りでは「オスマン帝国」が東ローマ帝国の首都コンスタンティノーブルを陥落させたような「侵略」戦争が例として挙げられる。
また、これは「3」のように、「欧州キリスト教」と「イスラム主義」という宗教的見解の相違による対立による「十字軍戦争」として200年に及ぶ戦争の一翼としても分類される。

「大航海時代」により、世界は海でつながっている事がわかって以来、船舶技術を有する国家は、遠く「未開」の地を武力によって「侵略」し、植民地化した土地から人間や資源財産を「搾取」した事例もある。わかりやすい事例が、アフリカを植民地化し、黒人を奴隷として強制連行してアメリカ大陸などで奴隷として使用したような行為である。
これは「4」の「国家元首」が、「為政者総体」即ち国政を担う政治家や官僚の施策に置換された事である。インドも同様にイギリス国家によって侵略蹂躙されたのである。

「香港」も、対中国(清帝国)貿易で利益が出せず、関税緩和を中国政府と交渉しながらも不発に終わったイギリスが、「アヘン」を中国国内に流入させて貿易赤字を解消させた行為を、中国政府が取り締まったのだが、その取締りを、イギリスへの国家的侵害と改竄して議会承認のもと、「報復」として中国へ武力行使して屈伏させた代償として「侵略」した。いわゆる「アヘン戦争」である。

 


では、日本はどう考えるべきか?これは一個人の拙い私見として述べたい。

 

【日清戦争】
朝鮮との対等外交による国交樹立を企図していながら、朝鮮を「属国」として見ていた清王朝との「利害」対立から、武力によって結論つける為に行った戦争。
これは上記定義「1」の亜流版であり、日本・中国双方の「朝鮮におけるイニシアチブ」を巡る武力解決である。

【日露戦争】
中国大陸で「権益」を確保した日本を小賢しく考えたロシア帝国による精神的圧力のみならず、あわよくば日本本土さえも「侵略」しようと動き出したロシアに対し、「国家存亡」の窮地に追い込まれた日本が、「自存自衛」を全うする為に行った戦争。
これは上記定義の「1」に相当し、「窮鼠猫を噛む」とも言える背水の陣である。

【第一次世界大戦】
日露戦争後、膨れ上がった軍事費等により国家財政が逼迫する中、中国大陸に権益を有するドイツの利権を奪取する為に行った戦争。
これは上記定義の「2」に相当し、「侵略」されたのはドイツである。

【シベリア出兵】
第一次大戦により、五大列強国の仲間入りをした日本が、調子に乗って共産主義国家となったソビエト連邦に他国と一緒に「内政干渉」した戦争。
これは上記定義「4」の亜流である。

【満州事変】
諸説が飛び交うが、私は石原莞爾を中心とした関東軍による「謀略」であると思う。但し、満洲への「侵略」は、下記のような例え方ができる。

≪ボンクラ経営の大企業が、収益を見込める子会社の経営を放置し、一切の債務保証を含めた支援を行わず塩漬けにしていた。それを急成長するベンチャー企業が目をつけ、その子会社を買収する為に敵対的買収に着手した≫

宣戦布告するのには「大義名分」が必要で、後世、それが日本の「謀略」として非難されるが、それは結果論でしかない。
これは上記「1」~「4」に定義するのは難しいが、「侵略行為」である事は間違いないが、決して「悪い」行為であるとは言い切れるだろうか?

【日中戦争】
盧溝橋における日中両軍の衝突に端を発した戦争であるが、これは、諸論があり、

A:蒋介石国民党軍と日本軍を戦わせる為に中国共産党が仕組んだ謀略
B:蒋介石国民党軍が日本軍を挑発する為に攻撃を仕掛けてきた。
C:満州事変のように日本軍の謀略により戦争を仕向けるように誘発した。

私は「C」だと思う。これは陸軍参謀本部において、石原莞爾はこの謀略に憤りを訴えたが、参謀たちは、「石原さん、あんたが満州でやった事を私たちも実践したまでだ」と一蹴すると石原莞爾は言葉に詰まった、という逸話もある。

この戦争は、上記定義からすれば「4」に該当し、奢り昂った日本軍の愚行であると私は思えるのだ。

ここでは「南京大虐殺」と呼ばれる事件の真意については割愛させてもらう。

【大東亜戦争(太平洋戦争)】
日本は当時、中国とのみ戦争をしていた。にもかかわらずアメリカ・イギリスをはじめとした欧米列強は、一方的に蒋介石国民党軍を支援し、日本を非難し、経済的制裁まで加えてきた。欧米列強とも対等に話ができる「極東の島国にサル」が強大化するのを恐れたのだろうし、何より70年前までは「チョンマゲ」の未開の土人たちがここまで強大な力をつけた事を妬んだのもあるのだろう。

「ABCD包囲網」とも呼ばれる石油輸出禁止などの経済制裁は、中国と交戦中の日本にとっては痛恨であったし、それを打開するためのアメリカとの外交交渉は、「ハルノート」に代表されるように、アメリカへの屈伏を叩きつけられるような、もはや「外交」とは乖離したものであった。

この戦争は、上記定義の「1」「2」であるが、もう一点、自分都合で白人社会以外の民族は「三流」扱いしてきた欧米諸国への乾坤一擲の鉄鎚を下す為の「男気」、それに派生し、日本以外のアジア諸国はなおも欧米に植民地化され搾取されている現状を打破し、「大東亜共栄圏」を確立すべく、壮絶な敗北を想定しながらも立ち上がったのであると思う。

但し、それは後世の結果分析であり、陸軍を中心とする多くの軍事官僚たちは、「勝てる」と根拠無い精神論で戦争に突入していったのだとも考える。


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日本が「侵略」した事は、まぎれもない「事実」である。

しかし、その「侵略」の意義と正当性は誰として述べていない。

私は常々、日本政府をして、先の大戦に至る経緯を「戦後の決算」として政府見解として内外にアピールすべきだと提唱している。

田母神航空幕僚長の今回の論文騒動は、大変不愉快であるのは、かも稚拙な内容しか書いていない事もあるが、これでまたマスコミにより「歪曲」された戦争論義のネガティブキャンペーンが展開されると、「戦後の総決算」に水を差されてしまい、「正しい歴史観」がますます違うベクトル作用がされると思えてならない。


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マンション淘汰時代 [ビジネス]

 

今日は、数日前より体調崩し、風邪の兆候を感じていたが、昨日より鼻水と咳が酷く、完全に風邪をひいてしまった。

幸いにも3連休前であった事が奏功し、業務への影響は軽微であったのは不幸中の幸いである。今日一日中、風邪薬を頓服して療養に専念した甲斐もあり、熱も下がり快方に向かっているが、明日明後日と、企画書作成を済ませたい事もあり、何とか完治したいものである。

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不動産デベロッパーの「ダイナシティ」が民事再生法を適用して倒産した。「アーバンコーポレーション」等、新興の大手デベロッパーがあいついて倒産し、今年だけでも上場不動産会社は今回で12社目である。

サブプライム問題の余波が日本においても如実に実態経済に影響を及ぼしている象徴とも言える。



「ランドコム」「エルクリエイト」など、一時期の空前のマンション販売ブームの時には飛ぶ鳥落とす勢いだった新興デベロッパーが倒産する背景を端的に分析すると下記のようになる。



①【マンションデベロッパー】←(資金調達)←【株式市場】


本来は市場より資金調達を行い、マンションを施工し、それを個人へ売買する。しかし、これら新興デベロッパーは上記プロセス以上に下記プロセスで多額の資金調達を行ってきた。


②【新興デベロッパー】←(資金調達)←【外国人投資家】


「外国人投資家」というのは、いわゆる「投資ファンド」と呼ばれる資産運用会社である。「村上ファンド」みたいな存在である。更にはそうした経緯で調達した資金で施工したマンションを、更に「投資ファンド」に転売し、今までみたいにテレアポで「マンション買いませんか?」などとリテール活動をする人件費コストも無かった。


私の自宅購入の時期、世間は空前のマンションブームであったが、どうもその風潮が、かつての「バブル」を彷彿とさせる様相でもあった。


では、何故そうした「我が世の春」を謳歌してきたデベロッパーが短期間で相次いで倒産しているのか?


姉歯建築士によるマンション耐震偽装問題も少なからず悪影響を及ぼしたが、何よりもサブプライム問題に端を発している。


例えば

【新興デベロッパー】←(10億円貸付)←【不動産ファンド】

≪完成マンション≫ →(12億円売却)→【不動産ファンド】
 ※借入金+利息返済で1億円の利鞘を得る

『一般購入者・企業』←(14億円売却)←【不動産ファンド】
 ※諸経費除いても1億円の儲け

こうした構図であり、事実上の外国資本による「日本買い」の一翼を担っていた「売国奴」であると私は考える。

しかし、折からのサブプライムショックを受け、外国人投資家は大打撃を受け、もはや「日本買い」に手が回らなくなり、ファンドも資金調達が困難となってしまった。

ファンドからの資金調達を拠り所としていた新興デベロッパーは調達ルートを失い、運転資金も枯渇し、調子に乗ってつくりまくったマンションの施工費を支払うキャッシュもなく、決算において資金ショートによって業績が好調でも「黒字倒産」をしてしまうのである。


もとより、外国人投資家は、今後日本からの資金回収&撤退する事で本国での事業の再構築を迫られ、とりわけ外国人投資家の授権資本の高い企業は非常に危険である。


但し、日本政府は減税政策として、ローン減税を継続する方針を固めたし、日銀も利下げを公表し、借り入れる側としては「買い時」の時期かもしれない。



東証1部の時価総額が10月に69兆円減少したという中、実態経済には影響が見受けられなかったが、この状況を楽観視する事は看過できない。

芥川龍之介の遺書にある「ぼんやりとした不安」という言葉ではないが、その朧げさは今、まさに鮮明になりつつある。

10月は【神無月】、即ち神様のいない月であったので、こうした未曾有の金融危機が引き起こり、今月11月は【霜月】、すなわち神様がいないせいで荒廃した中に霜が積もって対策が練る事が困難にならない事を切に願いたい。


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【三笠フーズ事件】 日清医療食品とは? [ビジネス]

【<事故米食用転売>メタミドホス検出、大阪などで相次ぐ】

 三笠フーズの汚染米転売問題で、大阪府は14日、府内の病院に販売された中国産餅米から、基準値の2倍に当たる0・02ppmの有機リン系殺虫剤メタミドホスを検出したと発表した。この餅米は、給食会社「日清医療食品」(東京都)から納入されたもので、このほか府内43施設に流れている。  また、和歌山市保健所も同日、同市内の米穀店にあった餅米から0・02ppmのメタミドホスを検出したと発表した。米穀店は2~6月、大阪府の卸業者から計2250キロを仕入れたという。

(毎日新聞 2008年9月15日(月)13:00)

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日清医療食品株式会社(http://www.nifs.co.jp/)は、東京都千代田区に本社を置く。病院、医療施設および福祉施設などに対し、食事サービスを行う企業である。病院・福祉施設への食事サービス業界において、マーケットシェア30.7%(2005年度)。2位(8.7%)以下を引き離し首位を独走。これは、日本の飲食業界全体の売上高としても第4位に入る。2006年3月期の売上高 (個別)は1,563億円、経常利益は159億円。

日清製粉グループ本社、日清食品、日清オイリオグループとは無関係。

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とにかく、「安かろう まずかろう」な給食を提供する会社で、一般に 『入院時の病院食はマズい』 というのは、この会社が病院の殆どの給食業務を受託しているからに他ならない。 そもそも、昔は政府と癒着し、病院食は日清医療食品ともう一社のみしか独占販売できなかったという経緯もある。

(ソース:http://www.jftc.go.jp/info/nenpou/h08/02020002.html

 今回の事件で、さも「三笠フーズに騙されて買った」なるコメントをしているが、疑わしい。 特に「もち米」は、おはぎや赤飯などに加工する為、かびや農薬があっても匂いでは分からない為、ひょっとしたら「確信犯」かも、という憶測さえある。 病人や高齢者など、免疫力の弱い人たちに、いくらコストがあるとはいえ、こういう行為を行うのは許せない。そこまでして業界一位の座に固執するのか!?

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農林水産省が、三笠フーズの事故米の流通ルートを公開しました。

 ≪事故米穀の不正規流通に関する調査結果の中間報告について(pdf)≫ http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/syoryu/pdf/080916-01.pdf

【日清医療食品が事故米を使用した施設】

特別養護老人ホーム 水茎の里
八幡青樹会病院
琵琶湖養育院病院
介護老人保健施設 サンビューしが
老人保健施設 草津ケアセンター
医療法人よつば会ケアタウン南草津
ケアハウス ピスガこうせい
介護老人福祉施設 もみじ
特養 近江第二ふるさと園
地域包括ケアセンターいぶき
笠取ふれあい福祉センター
特別養護老人ホーム 亀岡園
医療法人財団浜田会 浜田病院
医療法人親友会 島原病院
医療法人社団行陵会京都大原記念病院
ケアハウス やまびこ
介護老人保健施設おおはら雅の郷
洛和ヴィラ大山崎
社会福祉法人 京都ライトハウス
ライフピア八瀬大原1番館
特別養護老人ホーム 長楽園
特別養護老人ホーム 亀岡園
洛和ヴィライリオス
社会福祉法人 行風会 介護老人福祉施設 大原ホーム
医療法人社団 行陵会 介護老人保健施設 博寿苑
社会福祉法人城陽福祉会 ひだまり久世
あそかビハーラクリニック
社会福祉法人京都南山城会 山城ぬくもりの里
社会福祉法人 弥勒会 井手町デイサービスセンター
社会福祉法人 弥勒会 井手町高齢者総合福祉センターいでの里
ケアハウスいでの里
特別養護老人ホーム いでの里
渡辺病院
介護老人保健施設さくら苑
社会福祉法人大樹会 やすらぎ苑
社会福祉法人 大樹会舞鶴市南デイサービスセンター
特別養護老人ホーム 伏尾荘
社会福祉法人大協会 ハートフル神田
特別養護老人ホーム オズ
医療法人仙寿会西田病院
医療法人育生会奥村病院
財団法人北大阪警察病院
医療法人恒昭会藍野病院
医療法人恒昭会藍野花園病院
医療法人浩治会 大今里ケアホーム
株式会社互恵会 大阪回生病院
医療法人山紀会山本第三病院
財団法人中山報恩会カルチェ住吉川
中山製鋼所附属病院
金城外科脳神経外科
大阪府立急性期・総合医療センター内 外来・職員食堂
東住吉森本リハビリテーション病院
社会福祉法人 森の宮福祉会ハミングベル中道
多根第二病院
山本第一病院
老人保健施設ユーアイ
成仁会病院
医療法人 きつこう会 多根老人保健施設 てんぽーざん
医療法人 河崎病院
特養 大阪好意の庭
特養 第二好意の庭
特養ナーシングホーム智鳥
特養 美野の里
社会福祉法人マーヤ マーヤの家
社会福祉法人稲穂会 やすらぎの園
社会福祉法人稲穂会 やすらぎの園津久野
特別養護老人ホーム 槙塚荘
社会福祉法人 上神谷福祉会 ケアハウス逆瀬川
特別養護老人ホーム あすーる吹田
特別養護老人ホーム 青藍荘:
社会福祉法人 豊中あいわ苑
社会福祉法人豊中愛和会 ケアハウス花みずき
老人保健施設 ハーモニィー
老人保健施設 ベルフラワー
社会福祉法人サンタマリア会 特別養護老人ホーム 恵の里
介護老人保険施設 老健ふじさか
社会福祉法人大潤 特養御殿山カーム
香里ヶ丘有恵会病院
特別養護老人ホーム第2ひかり
特別養護老人ホームひかり
社会福祉法人 聖徳会まつばら駅前おおぞら保育園
清順堂 ためなが温泉病院
特別養護老人ホーム ホーム太子堂
医療法人厚生医学会 厚生会第一病院
養護老人ホーム高岡園
西江井島ディサービスセンター
重度身体障害者授産施設恵生園
養護老人ホーム和風園
株式会社ナーブNARVサザンクロス
介護老人保健施設 シルバーランド
特別養護老人ホーム 万亀園
社会福祉法人鶴林園 特別養護老人ホーム
社会福祉法人鶴林園 デイ・センター
エリーネス須磨
白鷺サナトリューム
老人保健施設いきいきの郷
特別養護老人ホーム 萬寿園
介護老人保健施設 風と緑
社会福祉法人 神戸自興会ケアハウスかんで
医療法人社団倫生会 みどり病院
知的障害者更正施設 ひふみ園
特定医療法人慈恵会 新須磨リハビリテーション病院
医療法人社団一葉会 佐用共立病院
社会福祉法人徳宗会福祉 香照苑
浜坂町介護老人保健施設ささゆり
公立浜坂病院
南あわじ市養護老人ホーム さくら苑
公立八鹿病院老人保健施設
近畿大学医学部奈良病院
介護老人保健施設 オークピア鹿芝
介護老人保健施設 ケアステージみみなし
介護老人保健施設奈良ベテルホーム
綜合施設 美吉野園
大淀授産所
老人福祉施設さくら苑
介護老人保健施設 ルピナス
医療法人浜之宮病院
医療法人福慈会 福外科病院

     

パイロット 2009年 ダイヤリー  パーソナル4 (2年ダイアリー) 

アレルギー対応給食 

給食経営管理実習3訂 

管理栄養士がすすめる介護食七変化メニュー500 

高齢者福祉施設の給食経営管理(2(献立編))


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【DHA】頭が良くなる? [サプリ]

仕事が「企画」という事もあり、日々「頭」を使う事が多いです。

「頭」を使う、と言うけど、正直2流大卒のボンクラで煙草も吸うし、三十路を越えてから極端に記憶力とか集中力が弱くなり、例えば資格試験の為の勉強なんて全然ダメになっています。

けど、そうした「勉強」における「頭の良さ」よりも、荒唐無稽な発想力や、柔軟な思考力が求められ、かつデータ集計&分析に基づく企画立案が主な仕事なので、言うなれば頭の中が「シャープ」かつ「クリアー」になっていればいいと思います。

最近、ここ半年ほど、とあるサプリメントを愛用しています。


<A href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/089fcf29.73e5ea4a.089fcf2a.de07a090/_RTblog10000014?pc=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2foukastore%2f1819656%2f1940658%2f%231500924&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2foukastore%2fi%2f1500924%2f" target=_blank><IMG src="https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fimage.rakuten.co.jp%2fwshop%2fdata%2fws-mall-img%2foukastore%2fimg128%2fimg10444860379.gif&amp;m=http%3a%2f%2fimage.rakuten.co.jp%2fwshop%2fdata%2fws-mall-img%2foukastore%2fimg64%2fimg10444860379.gif" border=0></A>

<A href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/089fcf29.73e5ea4a.089fcf2a.de07a090/?pc=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2foukastore%2f1819656%2f1940658%2f%231500924&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2foukastore%2fi%2f1500924%2f" target=_blank>【15%OFF】ファンケル DHA 150粒・約30日分</A>


一般に「DHA(ドコサヘキサエン酸 Docosahexaenoic acid)」は魚に多く含有されていて、一部では「頭が良くなる成分」なんて言われていますが、半信半疑で服用しています。

効果としては、即効性は感じません。ただ、常用していると、例えば企画書を作成する時など、趣旨とコンテンツを見て、あたかも「三題噺」を作るようにストーリーを構築できるようになっています。もちろん一発で承認はされませんが、叩き台が出来れば、あとは加筆訂正する作業だけなので、とても有効です。


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三十路の結婚私観 [コミック]

気がつけば三十路独身・・・日常は仕事漬けで身も心も消耗し、たまの休日も独り部屋の中で引き籠ってしまいがち・・・。たまにドライブで気分転換しても、結局は部屋から車の中に変わっただけで独りぼっち。 時折、何かつまらない人生になっちゃったなぁ、と溜息が出る。

 家も買ったし、車も買った、高給取りではないけど、そこそこの会社でそこそこの給料を貰い、そこそこの地位にもある。ルックスも、決して周囲を比較しても平均的であるけど、何がどうしてかわからないけど孤独だ。 同級生も、同年代の友人も、既に子供がいて家庭生活を築いているのに、何なんだろう・・・。

『華の独身貴族』だけど、時折『結婚』たるものに憧れる時がある。けど、さすがに三十路半ばになると、諦観すらある。 そんな中、三十路女性の結婚観点を描いたコミックを見つけて、久々に読み耽っている。 まだ諦めてはいけないのだなぁ、と、少し元気になった三連休初日の午後であった。

 

 

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コンビニエンスストアについて [ビジネス]


【ローソン・ファミマ、am/pm買収検討 レックス側から打診】


 コンビニエンスストア2位のローソンや、同3位のファミリーマートが同7位のエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)を買収する検討に入った。両社の幹部が10日、am/pmの親会社であるレックス・ホールディングス側から売却の打診を受けていることを明らかにした。月内をめどにam/pmの資産査定などを経て、2社は買収に乗り出すかどうかを正式に決める。


 関係者によると、焼き肉店チェーンの「牛角」を展開するレックス・ホールディングスは、傘下のam/pmの売却先を入札方式で決める方針。


(Nikkei-net 2008/9/10 16:00)


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しかしながら、レックス側は、


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【コンビニam/pmの売却は「誤報」 レックスHDがコメント】


焼肉店チェーンの「牛角」などを展開するレックス・ホールディングス(HD)は、2008年9月10日付の日本経済新聞が1面で報じた、傘下のコンビニエンスストア「am/pm」の売却についてコメントを発表、「まったくの誤報」と否定した。


コメントは、「本日の一部報道におきまして、『当社が事業会社である株式会社エーエム・ピーエムジャパンを売却する方針を固めた』旨の報道がなされましたが、売却する方針を固めたという事実は一切ありません」としている。レックスHDはJ-CASTニュースの電話取材に対して「検討もしてない」と言っている。


レックスHDは傘下に「牛角」や「am/pm」、スーパーマーケットの「成城石井」を展開している。コンビニ店舗は都市部などで飽和状態といわれるなかで、「am/pm」は都市型を志向していることもあって、コンビニ他社にとっては「am/pm」を取り込むことで店舗網が拡充できるメリットが見込めることがある。


[ (J-CAST) 2008年9月10日14時4分 ]


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2001年のサークルKサンクス統合以来の大型コンビニ再編を思わせるこの報道を受けて、普段利用するコンビニについて、まとめてみました。

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圧倒的に「セブンイレブン」の規模は大きいですが、コンビニ業界の市場規模が8兆円に迫る中、実に上位4社で75%のシェアを握っている寡占業界とも言えます。

上位各社は、それぞれ独自の決済機能も有し、そうした激戦をポイントサービスなどで「囲い込み」をかけています。


私事ですが、喫煙者で、タバコを買う時はもっぱらコンビニで購入するのは、例えば「サンクス」で「楽天カード」で決済すれば、3ポイント楽天ポイントがたまる、という理由からです。

ローソンやファミマなどが独自のカードでのみ利用できますが、メインカードが楽天カードの私は近所という事もあり、サンクスで買いがちになってしまいます。


最近は、各コンビニで「Suica」で決済できるところも増えてきました。Pasmoの普及も手伝って、今後のコンビニ業界はこうした金融決済とプラスワンの付加価値の提供が生き残りのツールになっていくのではないでしょうか?




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